スタッフブログ
2016年12月07日:夏に向けて!
みなさまはじめまして。今年の夏から上井草スポーツセンターで、トレーニングルームを担当しております角倉です。
トレーニングに来られる皆さまから元気をもらいながら、日々の業務にあたっております。
さて、トレーニングルームを利用する方々は、健康増進、シェイプアップ、スポーツにおける競技力の向上など、様々な目的で来館されています。
特に、肌を人に見せる機会が増える夏には上井草SCでもトレーニングに来られる方が増えます。
そこで今回は、来年の夏に焦点をしぼり、効率よくトレーニングを進めていくためのプランをご紹介したいと思います。気が早いのでは?と思われる方もおられるかも知れません。
しかし、体の見た目を変えるには、1~2か月のトレーニングでは短すぎると言わざるを得ません。特に筋肉をつける過程には時間がかかるので、遅くとも春、可能ならば今年中にトレーニングを開始することをおすすめします。
夏には、スポーツのイベントなども多く開催されるので、競技力の向上などを目指してトレーニングされている方も、参考にしてみて下さい。
まず、筋力トレーニングで筋肉をつけることと、ランニングなどの有酸素運動で脂肪を燃焼させることは、基本的に両立しません。
筋肉をたくさん増やそうとすると、栄養を十分摂る必要があります。すると、どうしても体脂肪は増えやすくなります。
また、長時間のランニングなどの有酸素運動は、脂肪燃焼効果は高いものの、筋肉の低栄養状態を作りだし、筋トレの効果を減らしてしまうことが解っています。
このような矛盾を解決するための方法が、トレーニングの区分けです。
スポーツにおける試合へ向けた調整や、体脂肪コントロールの分野では、時期によってトレーニングのメニューを変えていくことが一般的になっています。
このような手法をトレーニングのピリオダイゼーションといいます。
具体的に、来年の夏、7月に向けたトレーニング計画としてご説明します。
まず、前半の3ヶ月間は筋肉をつけます。ウェイトマシンやダンベルなどを使った筋力トレーニングを行い、栄養もしっかり摂りましょう。
お正月にたくさん食べてしまっても、その分をトレーニングに活かせば大丈夫です!
有酸素運動は、ウォーミングアップとして軽く行い、さらに取り入れる場合はトレーニングの後半にしましょう。これならば筋トレの効果を損ないません。
そして後半、春からの3ヶ月間は、筋肉をキープしながら脂肪を落としてきます。
筋トレは重量を少し軽くし、1セット中の回数を増やした筋持久力アップのためのトレーニングに切り替えます。もしくはメニューはそのままで、時間配分を少し減らしましょう。
この時期には、脂肪燃焼のために有酸素運動を積極的に行います。ジョギング、エアロバイク、水泳など種目はどれでも大丈夫です。軽く息が切れる程度の運動を、1回20分以上、出来れば1時間程度行いましょう。
(グラウンド外周路は1周650mです)
極端な食事制限は必要ありませんが、体脂肪を効率的に減らすために、甘いものや脂っこい食べ物などは控えた方が良いでしょう。
ピリオダイゼーションには、トレーニングの内容を変えていくことで、飽きを防止する効果もあります。
楽しく運動を続けて、より健康な身体を目指しましょう!